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ヤブツルアズキ Vigna angularis var.nipponensis マメ科 草地などに生育する1年生草本。茎は長さ3m以上になり、葉は3小葉からなる。頂小葉、側小葉ともにやや3裂する。花期は8〜10月、総状花序(※)は腋生(※)し、黄色の花をつける。アズキはヤブツルアズキから栽培化されたものと言われている。本州〜九州、朝鮮・中国・ヒマラヤ(ネパール)に分布する。 (原生沼、'07.9) ※総状花序:花序(花の集まり)の形はイネのように縦長であるが、1つ1つの花には柄がある。(イネの花は無柄である)。 ※腋生:葉柄の付け根あたりから生えること。 |
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1花序には2〜10花をつける。萼には白〜黄褐色の長毛が目立つ。果実(豆果)は線形で無毛、長さ4〜9cm。熟すと黒緑褐色になり、裂開する。 | |
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葉の両面(上写真2枚)や茎(左写真)には白〜黄褐色の長毛が生え、茎に生える毛は開出し目立つ。左写真中央は葉柄根元付近にある托葉で、狭卵形、鋭頭をしており、黄褐色の長毛が生えている。 |
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